2024年 4月 25日 (木)

もう北海道は秋色…ノロッコ号で富良野コトコト旅

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<「鉄道・絶景の旅」(BS朝日)>お盆休みが終わると北海道はもう秋の気配濃厚。パッチワークの畑の収穫も始まります。そんななかの富良野線の旅はちょと寂しげで、夏とは違う北海道が車窓に広がっています。旭川駅から富良野駅までの全長54・8キロを富良野・美瑛ノロッコ号でコトコト揺れながらの一人旅もいいし、秋の味覚を求めてグループ旅行なんていうのもお勧めです。

レンタサイクルで楽しむパッチワークの丘

   旭川を出て5つ目が美瑛駅。美瑛といえば丘です。北欧を思わせるような畑が続き、その先にはCMでおなじみの「ケンとメリーの木」や「セブンスターの木」「親子の木」「マイルドセブンの木」が青空にそびえています。

   美瑛は駅前のオシャレな街並み散歩もぜひしてみたい。ヨーロッパの地方都市を歩いているような素敵な気分に浸れること請け合い。お腹が空いたら「おきらく亭」(電話0166・92・3741)で、目の前の農家で収穫された美瑛の野菜をふんだんに使った「ポトフ」(1000円)。まさに地産地消! ジャガイモ、タマネギ、キャベツが、北海道の秋を届けてくれるはずです。美瑛は駅前でレンタサイクルを借りて、ひんやりとした空気の中を風に乗って走ってください。

   美馬牛駅で降りて四季彩の丘というのもステキです。色とりどりの花畑。トラクターに乗ってご案内もあります。美瑛産メロンソフトは1000円。このメロンソフト、本当のメロンの上にソフトクリームが乗っているのです。おいしいこと間違いなし!

熱気球で空から紅葉

   ノロッコ号は乗客に景色を楽しんでもらうためにゆっくりゆっくり走ります。大急ぎで終点を目指さず、1日目の宿は途中下車して、「大雪山白金観光ホテル」(電話0166・94・3111)なんてどうでしょう。美瑛豚の角煮など料理長自慢の北海道の味覚を24品もそろえて、宿泊料金は1人様4000円からという、うれしくなっちゃう安さなのです。

   翌朝は再びノロッコ号で残り25キロの旅です。じゃがいも畑や十勝連峰…車窓の絶景はまだまだ続きます。そしてラベンダー畑駅に到着。ファーム富田で食べる名物のラベンダーソフトクリームは価値ありです。

   終点・富良野駅に到着したら、ぜひ立ち寄ってほしいのがレストラン「唯我独尊」(電話 0167・23・4784)。オススメのオムカレーソーセージ1150円。富良野でいまオムカレーが町おこしのアイテムになっているそうです。とろ~り卵が溶けて、メロメロになること間違いなし。時間と予算に余裕があったら熱気球体験フライト(2100円)をどうぞ。秋色深い富良野盆地やもう始まっているかもしれない山々の紅葉が目の下に広がります。

梅原萌

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