2024年 4月 16日 (火)

パフォーマーパーツ「鶯張り廊下」に敗れる!息詰まる矛盾対決

人気店や企業から非公開の招待状をもらおう!レポハピ会員登録

<ほこ×たて 矛盾(フジテレビ系月曜よる11時)>相反する「絶対に××なもの」同士を戦わせ、雌雄を決する番組である。今回は人が歩くと絶対に音がする鶯張り廊下を建設した業者と、絶対音を立てずに歩く男・パフォーマーパーツとの対決。このパフォーマーパーツは体を静止させて人形のふりをするのが得意技で、15メートルを1時間かけて歩くという超スローモーションという芸も編み出した。このスローモーション、カタツムリとのレースではカタツムリが圧勝するくらい遅く、これくらいゆっくり歩けば鴬張り廊下も音が鳴らないのではないかというわけだ。

「キュッ」となったら建設業者の勝ち

   いざ決戦の日。舞台は菊池建設が鴬張り廊下を手掛けた静岡市にある興津坐漁荘。明治の元老・西園寺公望の別邸だ。4メートルの廊下を渡った先にある部屋で判定員が聞き耳を立て、5人のうち3人が気が付いたら菊池建設の勝利、廊下を渡り切ればパフォーマーパーツの勝利となる。鴬張りは廊下を歩くとその重みや動きでキュ、キュと鳴って侵入を知らせる仕組みで、音をたてずに渡られてしまったら建設業者としては「欠陥家屋」ということになってしまう。

   両者のプライドをかけた勝負が始まった。1歩2歩と進んでも鴬張り廊下は鳴らない。建設会社の社員の顔が曇る。しかし、超スローモーションのため、まだまだ先は長い。映像はもちろん早送り映像だが、観ている方は「この人何を考えながらこんなに遅く歩いているんだろう」「喋ったりもできないだろうし、撮ってるスタッフも大変だろうな」とそわそわしてしまう。

   ちょうど半分ほど進んだところでパフォーマーパーツの歩みが止まった。滴り落ちる汗を見て、静止するのにも相当に筋肉を使っているのがわかる。それでも動かなくてはと次の1歩を踏み出した瞬間、かすかにキュッと鳴ってしまい、3人の判定員が「聞こえた!」の赤旗を上げて菊池建設の勝利が決まった。見ている方も疲れたが、対決バラエティーというアイディアは面白く、毎回楽しみ。

たびんちゅ

姉妹サイト

注目情報

PR
追悼
J-CASTニュースをフォローして
最新情報をチェック
電子書籍 フジ三太郎とサトウサンペイ 好評発売中