2019年 2月 20日 (水)

想定外の野田佳彦に週刊誌持ちネタなし―金脈と女問題追及これから本腰

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   最近、朝オフィスへ来るとまず抹茶を喫するのが日課になっている。といってもお茶の作法を知るわけでもなく、家から持ってきた宇治の抹茶を茶杓で多めに2杯、安物の茶碗に投げ入れ、茶筌で掻き回すだけの真似事で、落語の「茶の湯」そのままである。

   なぜこんなことをするのかというと、近頃、週刊誌を読み始めるとすぐ眠くなるのだ。つまらない記事が多いからというわけではないが、読んでいるうちに気が付くと寝てしまっている。老人性痴呆症の前兆か、もはや進行中かもしれないが、眠気防止のドリンク「眠眠打破」を飲むほどではないので、抹茶にしたのだ。効果のほうは程々だが、一瞬だが凜とした気分になるのがいい。

幹事長・輿石で見せた度胸。意外にしたたか「どじょう総理」

   民主党代表選は想定外の野田佳彦の勝利に、各週刊誌はやや戸惑っているのが誌面から伺える。締め切りが代表選に間に合わなかった「週刊現代」が「『新総理』小沢一郎の計略」、「サンデー毎日」が「来年9月小沢首相への号砲」と、小鳩が推す海江田万里優勢と読んでいた。「週刊ポスト」は誰が選ばれるか読めないと考えたのだろう、出馬が予想された候補者に松下政経塾出身者が多いところに目をつけ、「松下政経塾に『総理の器』なし」とバッサリ斬り捨て、彼らに共通するのは「『口の軽さ』と『節操のなさ』だ」と批判している。「週刊朝日」の「徹底研究『松下政経塾の罪と罰』」も同じである。

   たしかに野田新総理は松下政経塾の第1期生で、風采は上がらないし、政治家としての実績もほとんどない。だが、新代表に選出されたあいさつで「ノーサイドにしましょう、もう」といって喝采を受け、党内融和第一と小沢一郎の盟友・輿石東参議院議員会長を幹事長に据える「度胸」は、意外にしたたかな政治家なのかもしれないと思わせるものがある。

元木昌彦プロフィール
1945年11月24日生まれ/1990年11月「FRIDAY」編集長/1992年11月から97年まで「週刊現代」編集長/1999年インターネット・マガジン「Web現代」創刊編集長/2007年2月から2008年6月まで市民参加型メディア「オーマイニュース日本版」(現オーマイライフ)で、編集長、代表取締役社長を務める
現在(2008年10月)、「元木オフィス」を主宰して「編集者の学校」を各地で開催。編集プロデュース。

【著書】
編著「編集者の学校」(講談社)/「週刊誌編集長」(展望社)/「孤独死ゼロの町づくり」(ダイヤモンド社)/「裁判傍聴マガジン」(イーストプレス)/「競馬必勝放浪記」(祥伝社新書)ほか

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