ニワトリにならない「悪ガキひよこ」魅力的―大人が楽しむ冒険アニメ

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(C)2011 Universal Studios. ALL RIGHTS RESERVED
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イースターラビットのキャンディ工場>イースター島にあるキャンディ王国。その王子で、イースターラビットになる予定のうさぎのイービー。ところが、イースターの日を目前にして、彼は父親の期待とは裏腹に、ミュージシャンになるためハリウッドへ逃亡。そこで失業中の青年・フレッドと出会う。2人はぶつかり合いながらも、夢を叶えるべく大奮闘。

   その頃、キャンディ王国ではひよこたちの反乱が勃発していた。「怪盗グルーの月泥棒3D」のスタッフが再集結し、ドリームワークス制作で贈る実写とアニメを合成したコミカル・アドベンチャーだ。

妙に現実的な息子と父親の葛藤

   ピクサー作品の「カールじいさんの空飛ぶ家」もそうだったが、美しい映像世界が堪能できるアニメ映画である。キャンディ工場に溢れる色とりどりのアメの噴水。カールじいさんの家を空へと運んだあの無数の風船の束のように、美しく、さらにお菓子であるという夢がつまったものであった。

   劇中に登場するキャラクター、うさぎやひよこたちの毛並みや鮮やかな色合いは、まるで本物のように生き生きとしていてリアルであり、そして愛くるしい。

   注目していただきたいのはキャンディ工場で働く可愛らしいひよこたち。現場監督のひよこ・カルロスは、うさぎ耳バンドを頭につけるほどにイースターラビットになりたがる野心家。ひよこなのに成長してもなぜかニワトリにならない『邪悪なオッサンひよこ』で、このキャラクターが実に魅力的だ。

   脚本はわかりやすく、子供向けで少々突っ込みたくなる部分もあったけれど、夢に生きるか真面目に働くかで悩むイービーやフレッド、彼らの夢を聞いてくれない父親など妙に現実的であった。大人も子供も楽しめる映画です。

PEKO

おススメ度☆☆☆

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