「鉢呂騒動」何か変だ!?週半ばで気付いたワイドショー

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   <今週のワイドショー通信簿>鉢呂吉雄前経済産業相の「死の町」「放射能うつしちゃうぞ」発言で、週明けのワイドショーはいきりたった。TBS系「朝ズバッ!」の司会・みのもんたは「軽はずみな発言や行動を平気でできるとは…。考えられない」「日本の政治家の感性を疑いたくなる」(2011年9月12日)とかみついた。

   しかし、「死の町」も前後の文脈をきちんと聞けば、表現の稚拙さはあるものの、福島原発の周辺から住民が追い出された異常さを理解したうえでの発言だし、「放射能~」もオフレコ発言で、その場に記者がいなかった新聞・テレビまでが報じていることが判明。さらに、釈明会見ではむしろ記者の方がヤクザのような言葉で追及していた。

   こうしたことが明らかになるにつれ、ワイドショーも「なにか変だ」と気付いたのか、たちまちトーンダウン。「朝ズバッ!」も翌日は「『鉢呂オフレコ暴言』新聞各紙バラバラ―本当はどうしゃべったの?」と戸惑い気味に伝えるようになった。フジテレビ系「とくダネ!」は「鉢呂発言『辞任するほどのものだったのか』…腑に落ちない小倉智昭」と、大慌てで鉢呂に辞任を迫った野田首相の狡猾さを問題にした。

   鉢呂は「脱原発」を明言しており、都合の悪い推進派・維持派が足を引っ張ったという見方も出ている。ワイドショーはまんまと乗せられ、途中からそれに気付いて軌道修正したということになるのか。(テレビウォッチ編集部

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