2018年 7月 18日 (水)

東電わざと煩雑に? 「賠償請求書類」専門用語だらけの200ページ超

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   東京電力は9月12日(2011年)から福島第一原子力発電所事故の本格的な賠償手続きを開始した。約6万世帯の被害者向けに賠償請求のための書類一式を一斉に発送したが、ページ数も多くて内容も難解だ。「朝ズバッ!」はその煩雑さに呆れた。

返送しても受け取りまで1か月

   司会のみのもんたは「賠償手続きが始まるまでに半年以上と時間がかかり、やっと始まったかと思ったら、今度はその中身がちんぷんかんぷん。東電は被害者に対して心から切実に対応しようとしているのか」と表情を強ばらせた。

みの:やっと始まったら…

   最初に問題視したのが請求書類の多さ。請求用書類一式には、返送用の封筒も含めてじつに10種類もの書類が同封されている。請求書類は60ページの小冊子となっていて、書類の記入方法を説明した「補償金ご請求のご案内」はなんと156ページもあり、専門用語が多い。このほかにも、「補償金請求書」や「同意書」などもあり「被害者がひとりで漏れなく必要事項を記入するのは難しいでしょう」とみのは言う。高畑百合子アナウンサーは「仮に、被害者が記入漏れのない書類を1日で東電に返送しても、実際に賠償金を受け取るまでには1か月近くかかる見通しだそうです」と補足した。

簡略化できたはずなのに何かの意図…

   コメンテーターの内野雅一(週刊エコノミスト編集委員)「今回の東電の賠償手続きは、わざと複雑にしているような違和感を感じる」

   若狭勝(元東京地検特捜部副部長・弁護士)「もっと手続きを簡略化できたはず。こんなに複雑にしているのは、何かの意図があるのだろうか」

   みのの怒りは収まらない。

「東電が誠心誠意対応するというなら、全資産をなげうつ覚悟で賠償問題に取り組むべき。なのに、東電は資産がどのくらいあるのかを未だに公開していない。いったい資産がどのくらいあるのか。今すぐ公開すべきだ」
文   ナオジン | 似顔絵 池田マコト
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