「中はスカスカ」の恐怖 街路樹「老朽化」の深刻

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   関東を直撃した台風15号。その影響で都内でも多くの街路樹が倒れた。今朝(2011年9月26日)の番組では。なぜ街路樹が倒れやすくなっているのかを検証すると共に、今秋の大風12号と15号による農作物への影響にスポットを当てた。

   司会のみのもんたが最初に「台風15号の影響で、私たちの調査では都内で270本の街路樹が倒れました」と語り、信号待ちをしていたタクシーの後部に倒れた街路樹が食い込んでいる写真を紹介。

全国で670万本

   被害にあったタクシー運転手の「音もなく倒れてきた。ズシン、ドシンという衝撃を受けて、街路樹が倒れ込んできたのがわかった」とその瞬間の驚きを伝えた。そして、街路樹診断協会の樹木医・大島渡にインタビュー。

支援態勢は?

   大島は「都内の街路樹の大半は高度成長期に植えられたもの。年月が経ち、老朽化している。今後、倒木件数は増えていくと思われます」と警告した。井上貴博アナウンサーが「日本全国で670万本の街路樹が植えられていますが、県別に見ると1位の北海道以外は、東京や千葉、愛知や大阪などの人口密集地に集中しています」と伝えた。」

   そして、スタジオに奥平邦彦リポーターが倒れた街路樹の一部を持参。中が空洞になっている街路樹の破片を手にして、みのが「こんな情況になっているのか。これは非道いな」と驚嘆した。

   次に番組では台風による農作物への影響を紹介。和歌山県の温州みかんでは害虫カメムシによる褐色腐敗病が広い範囲に広がっている様子を紹介。ミカン農家・坂本明男の「元に戻るまでには数年はかかる」という落胆ぶりを映し出した。

「杓子定規」な支援

   みのは「こういう時の国の支援態勢はどうなっているの?」と問うと、井上は「ある一定の基準がありまして、農地なら40万円以上の工事費がかかること。そして、傾斜地では傾斜角度が20度以内であることとなっています」と説明した。

   コメンテーターの八塩圭子(学習院大学特別客員教授)は「ミカン畑は山の傾斜地が多い。その角度が20度以上は支援の対象外だとは初めて知った。そんな杓子定規で本当の支援と言えるのか」と呆れ顔を見せた。この国の役人は細かなことにとことんこだわるのが性癖らしい。

文   ナオジン | 似顔絵 池田マコト
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