2018年 7月 23日 (月)

首相は責任感じているのか 「米セシウム検出」と農家の苦悩

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   福島のコメ農家「悪いことをしたわけではないが、責任を感じる」

   実りの秋を迎えた福島県二本松市の旧小浜地区で採取されたコメから国の暫定基準値と同じ1キロあたり500ベクレルという高濃度の放射性セシウムが検出された。

「個人で悪いことしたわけではないが…」

   果てしなく続く放射能被害。生産した農家の男性は、酪農をやめる覚悟を決めたばかりで今度はコメの汚染。番組の取材に次のように苦悩を語った。

言葉がない
「個人で悪いことしたわけではないが、責任を感じる。この濃度では食べることも、家畜にやることもできず廃棄するしかない。自分の家だけで済むならそれでもいいが、二本松の人たちに迷惑をかけるようになってしまった。それが一番気持ちとしてはまいった」

   高濃度のセシウムが検出されたのは、山あいにある棚田の田んぼで生育した収穫直前の『ひとめぼれ』の玄米。県が9月12日(2011年)、汚染状況を調べる予備検査のために採取した。

   今後、本検査の結果で500ベクレルを超えた場合は市町村単位で出荷制限されることになるが、影響は早くも出ている。

   県が検査結果を公表したのは23日だが、25日に都内のスーパーに行ったところ、本検査を終えて出荷が可能となった他の福島県産の新米だけは売れ残り山積みされていた。

「まだケリもつけてないのに」

   スタジオでは、司会の羽鳥慎一が「『何も悪いことをしたわけではないのに…』には言葉がないですね」。

   これに青木理(元共同通信社記者)が「(総理の)野田さんは経済的理由で原発の再稼働を発言した。しかし経済的理由は僕らの都合ですよね。事故が起きてこうなることにまだケリもつけてないのに、そういう動きをしていいのかと思う」という。

   首相は就任の記者会見で『脱原発依存』を発言したばかりなのに、米紙のインタビューには停止中の原発の再稼働について「来年夏に向けきちっとやって行く」と時期を明言。

   さらにニューヨークの国連本部で行われた原子力安全に関するハイレベル会合では「原発の安全性を世界最高水準に高める」などと、原発推進ともとれる発言をしている。

   一体この二枚舌は何なのか??

文   モンブラン | 似顔絵 池田マコト
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