あふれ始めた汚染焼却灰―捨て場なくあと数か月で満杯

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   いつまで続くともしれぬ放射能との戦い。このごろは、ゴミを燃やしたあとの灰問題が深刻化してきたと番組は言う。「とにかく手を打たないと、(焼却灰は)たまるばかりです」。笠井信輔アナが眉をひそめる。

   番組の調べによると、関東・東北7都県42のゴミ処理施設で、埋め立て可能な暫定基準値である8000ベクレル/kg超えの焼却灰が出ているという。個々のゴミの放射能は低いが、焼却することで、濃縮状態になるそうだ。

国の「セメント固め」も施設なし

   千葉県松戸市のゴミ処理施設では、行き場がなくなり、施設内に「一時保管」されている焼却灰が山積みに。数か月もすれば限界に達する可能性があるそうだ。

たまるばかり

   同市では、焼却灰の放射線量を下げるために、比較的放射能の高い草木や落ち葉を一般ゴミと分けて収集してみたが、それでも基準値超えだという。草木は燃やさずに、不燃ゴミ用の埋め立て地に廃棄。こちらも、これから落葉の時季をにらんで、満杯の懸念があるという。

   国では、基準超えの灰をセメントで固めて容器に入れて捨てるという処理策を推進しているが、実際にはそうした処理のできる施設は少なく、ゴミ処理現場からは「現実的ではない」との声が出ている。国は今後、施設を増やしていく考えだが、それではたして間に合うのか――。

文   ボンド柳生 | 似顔絵 池田マコト
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