除霊窒息死 「痛い!やめて」叫ぶ娘に水浴びせ続けた父親と僧侶

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   熊本県・長洲町の宗教施設で今年8月(2011年)、女子中学生をいすに縛り付け、除霊と称して顔に水をかけ続けて窒息死させた父親と僧侶が逮捕された。

   司会のみのもんた「何ともやりきれない事件が起きていました」と語り、これまでの事件の経過をレポートした。

「かなり冷たい地下水」

   窒息死したのは熊本市の中学2年生・舞鴫ともみさん。傷害致死の容疑で逮捕されたのはともみさんの父親の舞鴫淳容疑者と熊本・長洲町の宗教施設の僧侶・木下和昭容疑者。2人はこれまで、ともみさんに「お滝場」と呼ばれる宗教施設で除霊と称した滝行を強要し、大量に流れ落ちる水を顔にかけ続けた。これを100回以上繰り返していたという。

何ともやりきれない

   奥平邦彦リポーターが現場を取材した。「お滝場と呼ばれていた場所はかなり狭いですね。中には神棚があり、周囲はコンクリートで囲まれていますが、広さは2メートル四方ぐらいです」と伝え、滝代わりに使われた水に触れ「水は地下水といわれていますが、かなり冷たいです」。近所の住人は「ともみさんの『痛い、痛い、いやー、いやー』っていう叫び声は聞こえました」と話す。

宗派「中山身語正宗」は全国に350寺院、信者30万人

   スタジオでは井上貴博アナウンサーが、木下が属する宗派・中山身語正宗の概要を説明した。

「全国に350か所の寺院を持ち、信者は30万人。しかし、大本山は除霊は教えていないと否定しています」

   コメンテーターの城戸真亜子(洋画家)は「家族の問題に悩み、最終的には宗教にすがる気持ちは分かりますが、それも程度問題。なぜ親はこんな度が過ぎた修行と称した行為を止めようとしなかったのか」と不気味そうだ。

   若狭勝(元東京地検特捜部副部長・弁護士)は「水をかけ続けた行為は修行で暴行ではないと否定しているようだが、10分前後水をかけ続けただけで窒息死するとは考えられない。首や顔を押さえつけ水を浴びせ続けたとしか思えない」と推測する。

   ともみさんは心身の病を患い、今年3月ごろからこの施設に通い始めたという。病んでいるのは父親と僧侶だろう。

文   ナオジン | 似顔絵 池田マコト
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