篠原涼子のツナギとは北乃きいもいい迷惑―間抜け演出にお粗末編集

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「アンフェアthe special・ダブル・ミーニング 二重定義」(フジテレビ)2011年9月23日21時~

   篠原涼子が戻ってくるまでのツナギにされた北乃きいチャンもいい迷惑だが、劇場映画の宣伝の下心があって作られた新作を見せられるわれわれもいいカモである。雪平(篠原涼子)そっくりの髪型をした新米刑事・望月陽(北乃きい)が警視庁捜査1課特殊犯係に配属されてきた途端に4人の男を誘拐したと電話がかかってくる。

   上司の管理官・山路(寺島進)は自分が指揮したかつての事件で人間不信に陥っていてやる気がなく、電話の内容に真剣に耳を傾けてくれない。そのまた上司の小久保(阿部サダヲ)は命令を聞けの一点張りでもっとやる気なし。パソコンデータの分析官と警視庁が導入しかかっているプロファイリングの専門家(山本耕史)だけが望月の熱意を気に留めてくれる。だが、事件は進行する。

   犯人の要求に答えなかったために次々と人質は殺されてゆく。結局、プロファイラーと15年前の事件の被害者の恋人が組んだ復讐だったというオチである。よくある過去が原因の殺人なのだが、目新しさはゼロ。北乃だけが張り切っていて、誘拐犯を追いつめるのに、彼女の後から刑事が団体(?!)でゾロゾロついて行ったり、拳銃で撃たれているのに長々会話して救急車も直ぐにはよばなかったりと演出がマヌケで呆れる。いつも刑事もので思うのだが、画面が暗い、被せる劇伴の音量がデカすぎて煩くセリフが聞きとれないなど編集のお粗末さが目立つ。視聴者は台本を見ていないのだぞ。

(黄蘭)

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