インフルエンザ大流行の兆し―A香港型で早くも学級閉鎖

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「もうインフルエンザが流行している地域があるんですって?」

   司会の小倉智昭がこう切り出した。今年の夏から気にかけては、残暑がひどかったと思えば、一転して冷え込むなど寒暖の差が激しい。これで体調を崩す人が多く、早くもインフルエンザも集団感染で学級閉鎖も出ている。ことしはインフルエンザの当たり年になってしまうのか。

12月初め並みの寒気で各地で初雪

   9月30日(2011年)は各地で最高気温が25度を上回る夏日だったのから一変、翌10月1日は長袖を羽織らないと肌寒い陽気になった。さらに、3日未明からは北海道・旭川で初雪を記録した。これは例年より20日も早く、過去100年でもっとも早い初冠雪という。

急にストーブ

   小倉「エアコンからストーブだもんねえ」

   急な冷え込みはなぜなのか。「とくダネ!」の気象担当の天達武史(気象予報士)はこう解説する。

「雲の動きを見てみると、秋雨前線の雲が南に下がって、そこに12月初め並みの寒気が入ってきています。北日本の上空には筋状の雪雲が見えています」

   この寒気は4日火曜まで居座り、その後に雨が降ると逆に気温は上昇して、今週末の3連休は関東以西は夏日もありそうだという。この寒暖の差がインフルエンザを流行させそうなのだ。

急激な寒暖差で体調崩し感染

   すでに北海道と京都の小学校、山口県の幼稚園ではインフルエンザによる学級閉鎖が発生している。山口県の医師はこう話す。

「こんな時期に出るとは思わなかったですね。まずは東京や福岡などの都会ではやり始めるのですが…」

   山口県で検出されているのはA香港型だ。寒暖差が急激で体調を崩し、感染が広がっている。インフルエンザによる学級閉鎖がこんなに早いのも、新型インフルエンザが流行した一昨年をのぞけば、記録的だ。まだ予防ワクチンを接種している人は少なく、このペースで広がると大流行の恐れがあるという。

文   赤坂和郎 | 似顔絵 池田マコト
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