なぜ世田谷のここだけが?高放射線は道路でなく脇の板塀

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   不思議と言っていいのか、やっぱりというべきか…。福島第1原発から230キロ離れた東京・世田谷区弦巻で毎時2・707マイクロシーベルトの放射線量が検出された。ここに毎日8時間いたと仮定した年間被ばく量は14.2ミリシーベルトになる。国の避難基準20ミリシーベルトよりは低いが、計画的避難区域に指定されている福島県飯館村(2011年10月12日現在、毎時2・115マイクロシーベルト)より高濃度だ。

   岸本哲也リポーターが首都東京大学の福士政広教授に同行して現地から伝えた。

専門家「周りの地面も高いはずだが…」

   現場は住宅街のド真中。区道沿いには通学路になっている1段下がった歩道があり、民家の簡単な板塀続く。区がこの歩道を計測したところ高い放射線量が出た。

原因わからないのが怖い

   福士教授は「先ほど簡単に測定したところ、板塀の所だけ高かかった。下のアスファルトは高くない。なぜ板塀だけが高いのか不思議です。ただ、このレベルでは直ちに人体に影響が起こることはないと考えています」という。

   横浜市港北区のマンション屋上の溝に溜まった堆積物からは、1キロ当たり195ベクレルのストロンチウム90(半減期約30年)が検出されており、都内で他にも数値の高い場所があってもおかしくない。

ホットスポッツ1か所だけなのか、まだあるのか

   司会の小倉智昭「世田谷のド真中で出たということは、ここ1か所だけとは考えられませんね」

   これに福士教授は「そういうことも考えられますが、普通、その場合は周りの地面も高い数値になるので、ここのケースはレアケースと考えています」

   専門家が「不思議です」ばかりでは不安は広がる一方だ。スタジオでもコメンテーターの福田和也(作家)が「ロジック、メカニズムが分からないのは怖い」、眞鍋かをり(女優)も「何でここがホットスポットになったのか原因が分からないのは怖い」という。

文   モンブラン | 似顔絵 池田マコト
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