2024年 3月 19日 (火)

68歳引き上げでも年金破綻―同世代で支える事前積立方式どうか?

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   厚生年金の支給開始年齢が68歳へ引き上げられるかもしれない。厚生労働省が一昨日(2011年10月11日)、社会保障審議会の年金部会にこんな案を示した。モニバドはさっそく街の反響を探った。

進まない定年後雇用「どうやって食べていけばいいか」

   主婦に聞くと、当然のことながら、困惑と戸惑いのオンパレード。「定年後、68歳までどうやって食べていけばいいか」(夫53歳の妻)、「困ります。その間に何かあったらと思うと」(夫42歳の妻)、「夫とこのことを話していて、結構深刻じゃん、みたいな話になった」(夫37歳の妻)。

   年金支給の開始が68歳では、定年後の雇用が進まないと、会社を定年になってもすぐには年金をもらえない。定年後の収入はどうなるのか、誰しも不安になる。夫にできるだけ長く働いてもらわなくてはということになる。

   夫に何歳まで働いてほしいか。これも、当然ながら、妻の願いは同じだ。「厚生年金が支給されるまで」(夫58歳の妻)、「68歳まではフルに」(夫53歳の妻)、「夫にいつまで働くかなんて聞かないようにしている。早くリタイアしたと思っていると思うから」(夫57歳の妻)、「70歳ぐらいまでは」(夫53歳の妻)。

   一方、夫の方は、何歳まで働きたいか。「70歳なんてとんでもない。52歳ぐらい。あと5年ぐらいで休みたいよね」(47歳会社員)、「もう60歳ぐらいで引退したい。正直」(42歳会社員)。これより若い29歳の会社員は「親の方が年金をガッツリもらい、いい生活をしてうらやましいと思う」。

文   一ツ石
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