北陸で冬の魚三昧!幻のきじはたを刺身で食べる「魚の駅」
「産直LIVE」コーナー担当の篠山輝信(タレント)が出かけたのは、富山・生地(いくじ)にある「魚の駅」(黒部市生地中区265番地)。目の前の黒部港から水揚げされたばかりの新鮮な魚が並び、さながら魚市場といった雰囲気だ。はまち、ノドグロ、太刀魚、アジ、鯛、紅ズワイガニ…まあ、どれもいかにもうまそうだ。
富山・黒部漁港から直送「とれたて館いくじ」
黒部漁港から毎日運んで来る鮮魚は80種類以上で、「とれたて館」のブースにビッシリ並ぶ。鯛が1尾1180円、太刀魚980円、はまち1本2700円、紅ズワイガニ1杯800円、スズキ1尾4100円などなど、値段も手頃だ。
「イイの入っていますね」という篠山に、元漁師で店員の木野元さんがすすめる。「今日はこれ。幻の魚よ」
篠山「これがですか」
「きじはた」という魚で、台風などで海が荒れた時しか獲れない魚だという。木野元さん「だから幻の魚なの」
なるほど、海水を張った発砲スチロールの箱に数匹しか泳いでいない。大きさは約25センチほどで、値段は1尾4~5000円。その場で捌いて刺身でいただく篠山。鯛のような白身だ。
「うんま!。プリプリと身が締まっていて、鯛とは違う独特の味ですね」
だから、どんな味なのか。中継映像を食い入るように見ているスタジオの井ノ原快彦や有働由美子のキャスター。
篠山「う~ん。きじはたとはこういう味なんだという味です」
これにはスタジオもズッコケ。「だからあ…」とイノッチも言いかけてやめて大笑い。
紅ズワイの爪やノドグロなどの干物60種類
干物も60種類が並ぶ。アジなどの定番ばかりでなく、紅ズワイガニの爪(1本100円)、ほたるイカ(100グラム350円)、ノドグロ(1100円)、幻の魚のきじはたの干物もあって、小ぶりなためか580円と安い。このほかにも、かわはぎ、かれい、ハマチなどあって、ここではあらゆる魚を干物にしてしまうのだ。
「何でこんなに種類があるの」という篠山に、七輪で魚を焼いていたオバサンは「生地は魚が豊富で、刺身ばかりじゃ飽きちゃうんですよ」
七輪ではノドグロが焼かれていた。ノドグロは赤ムツのことだ。スタジオから声が掛かった。
「味見しないでいいから、そのままこっちに送ってよ!」と有働。「ほぐした身を送ってください」とイノッチ。ヤジを無視して篠山、ノドグロをほおばる。
「うま! 味が凝縮されていて、脂がのってジューシーです。イノッチさんには領収書送ります」
魚の駅・生地へのアクセスは、車なら北陸自動車道・黒部IC、鉄道は北陸本線「いくじ」か「くろべ」。取り寄せもやっているという。
(磯G)