2018年 7月 23日 (月)

カダフィ拘束後に銃殺。「撃つな、撃つな」の懇願むなしく…

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   42年間リビアに君臨してきた独裁者カダフィ大佐が20日(2011年10月)殺害された。反カダフィ政権派の「兵士」によって、使われていない下水道管に隠れていたところを拘束されたが、その後、銃殺されたらしい。

国民評議会・ジブリル暫定首相「殺害された」

   現地で報じられた情報を総合すると、カダフィの生まれ故郷シルトで20日、カダフィが乗っているとみられる車列をNATO軍が見つけ空爆を行った。逃げたカダフィ一派を反カダフィ派の「兵士」が捜したところ、下水道に隠れていたカダフィを見つけ拘束したという。

巻き返しは?

   拘束した瞬間の映像を見ると、「兵士」に引き回され大声で叫んでいる。「発見された時『撃つな、撃つな』と叫んでいた」という情報があり、これがその時の映像なのだろう。

   ところが、この映像とは別に、「兵士」に抱えられたカダフィの映像では、銃撃された後なのだろうか、目はうつろ、顔や服は血まみれだった。「カダフィは逃げようとして撃たれた」という情報もある。

   日本時間21日午前零時すぎになって、国民評議会のジブリル暫定首相がようやく「カダフィは殺害された」と正式に発表した。

妻や子どもたちは依然逃亡中

   「アラブの春」の先駆けとなったチェジニアやエジプトの民主化運動に呼応して、今年2月のベンガジの大規模デモから始まった内戦はこれでようやく幕を閉じた。ただ、カダフィ一族のうち、妻サフィア、長男ムハンマド、3男サーディ、4男ハンニバル、長女アイシャは依然逃走中。

   司会の小倉智昭の「子どのたちを中心に残党が巻き返しを図る可能性は」という疑問に、リビア情勢に詳しい畑中美樹(国際開発センター研究顧問)は「カダフィのもとで抵抗してきた。リーダーがいなくなり求心力がなくなっては巻き返しは難しいでしょう」と解説した。

文   モンブラン | 似顔絵 池田マコト
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