2024年 4月 25日 (木)

「放射能除染ビジネス」ぼったくりも心配される野放し

来店不要なのでコロナ禍でも安心!顧客満足度1位のサービスとは?

   プロといってもノウハウや実績はゼロに近く、素人に毛の生えた程度の放射能除染業者が続々と誕生しているという。とりあえず素人とはいえ、除染ビジネスの誕生は歓迎すべきなのだろうが、費用はだれが負担するかなど問題も多い。

国や自治体は「個人住宅」後回し

   政府は21日(2011年10月)、除染経費2459億円をようやく閣議決定した。この中に個人住宅の除染は含まれているのか。財務省の担当者は「個人住宅は今後、市町村と相談して決めていく」と後回しだ。

   除染作業が進む福島県郡山市は今年分の除染予算として39億円計上しているが、内訳は学校10億円、公共施設(公園、道路など)14億円、線量計14億円、人件費1億円となっており、個人住宅の除染予算はない。学校や道路の除染を優先するのは分かるが、常時暮らす住まいも優先して除染すべきではなかろうか。

文   モンブラン| 似顔絵 池田マコト
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