素手でヒグマに勝てるか!? 史上最強カラテ家の相手は鈍重な無気力熊

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   秋が深まってくると、クマの出没情報がメディアを賑わせる。日本国内では、北海道に体長2mほどのヒグマ(ブラウンベア)、本州・四国・九州には体長1.5mほどのツキノワグマ(クロクマ)が生息しているとされる。

   なかでも北海道のヒグマは、人間を襲って死亡させた例が少なからずあり、恐れられているが、その一方で、じつはクマは気が弱いとか、昔の格闘家が素手でグリズリー(灰色熊)に勝ったなどという話も流布している。グリズリーは、アラスカなど北米にいるヒグマの一種で、北海道のヒグマよりも一段と大きいとされる。

本気で襲ってきたらひとたまりもなさそう

動画サイトのYouTube(ユーチューブ)で、格闘・空手家のウィリー・ウィリアムスが1970年代に「人喰い熊」とカラテで対決し、勝ったという動画が見られる。これが「素手でクマ殺し」のもとになっているのだろうか。この映像は「地上最強のカラテPART2」という映画におさめられているという。

   この対決は、たしかにウィリアムスの勝利のようだが、対戦相手のグリズリーは、ひどく鈍重でまるで寝ぼけているようで、人喰いというよりは、人を食った無気力グマのようだ。 一方で、ユーチューブにはグリズリーの動画が豊富にあり、それらはウィリアムスが戦ったクマとはまるで違っている。グリズリー同士の戦いを記録した「Grizzly bear fight」「GRIZZLY FIGHT COMPILATION HD」などの動画を見ると、クマはパワフルで、重量級のパンチを繰り出し、足が速く敏捷で、鋭い牙で相手に噛みつくなどしている。

   こうした動画を見ると、たとえ人類一の格闘家であっても、腹が空いてるなどして本気で襲ってきたヒグマに対して、素手で太刀打ちすることはむずかしそうに思える。人間にとってよほどパーフェクトな条件、環境下でない限り、勝利はありえないのではないか。今回の調査報告は、そう結ばざるをえない。

ボンド柳生

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