二線級歌手の在庫一掃セールかい?NHKが被災者支援わかるけど…

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「~きらり!東北の秋~虹の架け橋コンサート」(BSプレミアム)2011年10月23日19時30分~

   東日本大震災支援コンサートというので見てみたら、既に11回目のチャリティだそうだ。皮肉なことに今年は暴力団排除条例のおかげで、一説によれば、年末の紅白歌合戦には演歌系歌手がほとんど選ばれないだろうという。その所為でもあるまいが、ド演歌歌手30人の勢揃いである。司会は徳光和夫と藤原紀香の逆凸凹コンビ。
   つくづく感じいったのは、大震災特需(?)の新沼謙治はともかく、東北地方に関する演歌系歌は、短調で歌詞も暗い泣き節が多く、別れだとか捨てられた女だとか、悲しい寂しい辛い内容のオンパレードである。冬の過酷さがもたらした風土描写や人間の孤独さが演歌を支えているともいえる。そこに加えて大震災とは本当に気の毒で、こうした特集チャリティは意義のあることである。
   多少プロ的評価を下せば、北島三郎や氷川きよしら一流のスター歌手たちと、二線級で自分の持ち歌でないものを歌った歌手たちとは、明らかに歌唱力で差があり、二線級はがっくりとレベルが落ちる。音程が下がっている歌手もいた。藤原紀香まで歌ったが、悪いけど下手くそだった。司会だけやってろ。
   「おいNHK、マネジャーの売り込みで溜まっている歌い手たちを、こんな企画で在庫一掃セールするのかい?」と突っ込みたくなったのだ。「三百六十五歩のマーチ」はやっぱり元祖、水前寺清子に歌わせた方がいいのだ。これじゃカラオケ自慢の素人の方がまし。

(黄蘭)

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