「世田谷のラジウム」旧日本軍の払い下げ? ドイツから大量持ち込み

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   高濃度の放射線量が検出された東京・世田谷のスーパー敷地内を掘り起こしたら、試薬瓶に入ったラジウム226が出てきた。掘り起こした場所は、毎時110マイクロシーベルトが検出された正面駐車場で、地表40センチ下の地中から試薬瓶が見つかった。瓶はまだ地中から取り出していないが、文科省で表面の線量を計測したところ、毎時40ミリシーベルトの放射線量が検出されたという。文科省は周辺の土壌汚染状況を調べるという。

敗戦で不用になり業者が時計文字盤に使用

   司会の小倉智昭は試薬瓶がここに埋まっていた経緯をこう推理した。

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「誰が捨てたのか分からないが、放射性物質に対する基準がだんだん厳しくなる過程で、持っていてはまずいから処理しちゃえという時代があったのかもしれないね」

   ラジウムは旧日本軍が潜水艦を使ってドイツから大量に持ち込んだ経緯がある。敵に発見される恐れから、照明が使えない潜水艦内の計器や通路表示に使おうと持ち込まれたのだが、敗戦で不用になり民間に払い下げられた。まだ放射線に関する知識がない中、業者がそのラジウムを時計文字盤の夜光塗料用に手作業で扱い、時計メーカーに卸していた時代もあった。現在はラジウムを時計の文字盤に使うことはなくなったが、小倉が「ラジウム226がどの程度体に影響を与えるかピンとこないね」と言うように、ラドン温泉などに利用されている。

文   モンブラン | 似顔絵 池田マコト
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