2018年 7月 20日 (金)

TPPどじょう首相にゃ荷が重い―ちっとも分からないメリットデメリット

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   TTP(環太平洋経済連携協定)の交渉参加するのかしないのか、野田首相はきょう明日(2011年11月9、10日)にも決めるようだが、「モーニングバード」が主婦たちに聞いてみると、「TTPという言葉はテレビなどでよく耳にするけど、中身はよく分からない」というこたえがほとんど。さらに、毎日新聞の世論調査でも「参加すべしは34パーセント」「反対25パーセント」で、4割が「よく分からない」であった。

政府の説明不足が混乱の原因

   司会の羽鳥慎一は「これからの日本の行方を決めることになる国際交渉に対し、国民の反応がこれでいいのか」と疑問を投げ、ゲストの元通産官僚の石川和男氏に聞いた。

アメリカ主導でいいの?
「条件付きで参加すべき。中長期的に考えると貿易の完全自由化は避けられない。国民が不安を感じるとか、分からないというのは、政府の説明不足。今回の問題がどれだけ重要なことなのかを政府がきちんと説明してないからです」

   番組ではTPPに参加した場合のメリットとデメリットを農業問題と医療問題で比較した。TPP参加によって混合診療が解禁され、現在の保険制度が崩壊するのではという危惧に、中目黒クリニックの田淵正文院長は「混合診療が解禁されても保険制度はなくならない。むしろ、患者さんが自分の判断で治療を選べるようになる」と話す。

負け試合に追い込まれている日本

   コメンテーターの宇治原史規(漫才師)は「今の状況を見ていると、海外から参加しろと言われ、負け試合に追い込まれているような感じがする。このまま引きずり込まれてもいいのだろうか」と首を傾げ、東ちづる(女優)も「アジアや太平洋諸国の貿易ルールをアメリカ主導の国際会議で決めていいのでしょうか」と言う。

   これに対し石川は、「国際交渉とは誰かに何かをあげるものではなく、何かをもらってくる会合の場。どれだけ自分に有利な条件を引き出せるのかは、政府の交渉能力にかかっている」と話す。ドジョウ首相がアメリカを向こうに回して丁々発止やれると思えないのだが…。

文   ナオジン | 似顔絵 池田マコト
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