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「福井県は日本のブータン」幸福度日本一。では最下位は…

   「日本一幸せなのは福井県民だそうです」と小林悠アナが新聞記事を紹介した。法政大大学院が出した「47都道府県の幸福度に関する研究結果」で、幸福度が高いのは福井、富山、石川、鳥取…。ワーストは大阪、高知、兵庫、埼玉だった。

未婚率低く、出生率高く、正社員比率も高い

   これは、平均寿命や出生率、完全失業率、犯罪発生件数など40の社会経済統計指標からはじき出した「幸せ度」だという。福井は未婚率が低く、出生率が高い、障害者の雇用率、正社員比率が高い、犯罪が少ないなどなど。一方、大阪は生活保護受給者の多さ、治安の悪さなどからだ。

   司会のみのもんた「福井は元気ですよ」

   福井出身の三屋裕子(スポーツプロデューサー)は「子どもたちの運動能力も学力もトップなんですよね。多世代型の家庭が多い。おじいちゃん、おばあちゃんから、両親が働き、子どもが家を守るという。地味な県です。ぱっとしたものはない」という。

   北川正恭(元三重県知事・早大大学院教授)「さっきのニュースにあった老人の孤独死と反対やってるんですよ。ブータンが出してる幸福度みたいな、ちょっと失礼ないい方かもしれないが…」

   三屋「日本のブータンと呼んでください」

   北川「家族全体で支えて、文明社会から一番遠いというのが今回の幸福度1位の意味。ちなみに三重県は20位ですので、それが言いたかった」

   三屋「安心して住むのなら福井へどうぞ」

福島事故前の調査。原発の数は福井が最多。

   北川「これは原発事故前のあれですから…。そのあたりはまた」(笑い)

   小林が「震災前の調査ですね」と補足する。福井は原子力発電所が最も多い県でもある。

   三屋「上げられてるんだか、落とされてるんだか」

   みの「あの県に引っ越したいというような」

   北川「成熟社会の証拠で、なんでも経済、経済のなかでは…」

   みの「ご高齢の方が元気なのはいいね」

   にしても、ベスト3が北陸3県で、次が鳥取というのはいかにもだ。選出政治家の顔を思い浮かべたら、さらにはっきりする?