広末涼子「おっぱいさわらせてやろうか」いびられる清史郎―クドカンワールド健在

印刷

「11人もいる! 第3回」(テレビ朝日)2011年11月4日23時15分~

   鳴物入りのクドカン(宮藤官九郎)ドラマである。若者にいくら人気があっても、ゴールデンタイムでは視聴率が取れないので、深夜帯にもって来た。ぐうたらカメラマンの父・実(田辺誠一)と亡くなった先妻の子と今の妻との間の子で合計8人の子沢山。長男の一男(神木隆之介)は高校生なのにバイトで家計を助けて超多忙だ。
   末っ子の最後、じゃなかった才悟(さいご、加藤清史郎)にだけ先妻メグミ(広末涼子)の幽霊が見えて、いろいろ茶々を入れられるキモがある。しかも後妻の名前も恵(めぐみ、光浦靖子)で、言葉遊びのクドカンらしいはちゃめちゃコメディーなのである。この3回は次女の三子がアイドルコンテストに応募して、書類選考に残って大騒ぎの顛末。貧乏な父親は賞金100万円の使い道の皮算用をするが、無事落選。他愛もないドタバタで話が終わる。
   あの名子役だった神木隆之介がいっぱしのベッドシーンもある男に成長しており、加えて芦田愛菜にお株を取られて影が薄くなった子供店長・清史郎クンが、母ではない先妻メグミに「おっぱいさわらせてやろうか」といびられて、可愛い眼鏡姿で当惑するとか、商売人クドカンは欲張りである。今の所、単なるドタバタで何を描こうとしているのか判然としない。が、外れたおかしみはありクドカンワールドは健在だ。美人だが典雅さのない広末を、元ストリッパーで蓮っ葉な先妻の幽霊に仕立てたアイデアが1番成功している。

(黄蘭)

採点:1
  • コメント・口コミ
  • Facebook
  • twitter

このエントリーはコメント・口コミ受付を終了しました。

注目情報PR
追悼
シニアの健康ライフ
Slownetからのおすすめ記事(提携)

お知らせ

電子書籍 フジ三太郎とサトウサンペイ 好評発売中