2018年 7月 21日 (土)

サッカーW杯―北朝鮮サポーター不気味な奇声「ウオッ!」

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   サッカーW杯アジア3次予選のザックJAPANと北朝鮮代表の試合が15日(2011年)午後4時から行われる。日本代表としては22年ぶりの敵地での試合。14日に平壌入りした選手らを待ち受けていたのは、入国審査で3時間半足止めを食らう厳しい洗礼だった。

   遠藤保仁選手は「良い経験だと思う。これくらいは想定していたので気にしない」と頼もしい感想をもらしていたが、未知のアウエーで何が待ち受けているか…。

6年前のイラン戦では審判に頭突き、バス取り囲み暴動

   司会の小倉智昭は「日本代表は3次予選を通過しているんで、勝敗を気にしなくていいんですが、選手やサポーターが無事に帰ってこられるか心配です」と話す。

無事に帰れるか

   入国審査に手間取り、選手たちは3時間遅れて14日午後8時から、会場の金日成スタジアムで約1時間の最後調整を行った。このスタジアムは日本選手には未経験の人工芝。天然芝に比べて硬く、足に負担がかかるうえにスライディングでヤケドしやすい。加えて5万人収容のスタジアムで、北朝鮮サポーターがどんな声援を行なうかも未知。6年前のイランvs北朝鮮の試合では、判定を不服とした北朝鮮選手が審判に頭突き。試合後もサポーターがイラン選手の乗るバスを取り囲み暴動に発展した。北朝鮮で26年前に戦った元日本代表の都並敏史は異様な経験をこう語る。

「ピッチに立った瞬間、異様な雰囲気に気付いた。観客全員が黒かグレーの人民服で、スタジアム全体が真っ黒。声援も言葉でなく、皆が同じタイミングで『ウオッ』と脅すような声で、すごく違和感があって怖かった」

入国認められたサポーター150人、報道関係25人

   日本のサポーターは公式、非公式のツアー含め約150人。取材陣で入国が認められたのは、通信社とサッカー専門誌の記者で計10人。後はテレビ中継向けスタッフ15人と外務省の職員13人だけという。

   日本からのサポーターは携帯電話や望遠レンズ、GPS付きカメラは入国の際に持ち込み禁止、国旗や横断幕、太鼓などの鳴り物類はスタジアムへの持ち込み禁止、立って応援することも禁じられているという。

   北朝鮮での対戦成績は2分け1敗で1点も得点を上げたことがない。ザックJAPANはアジア3次予選を通過し、最終予選への出場を決めている。本来ならリラックスした試合になるはずだが…。

文   モンブラン | 似顔絵 池田マコト
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