サツマイモが旬!握ればわかる甘さ。流し台下保存でうまさアップ
サツマイモはこれからが旬ということで、「スゴ技Q」コーナーで担当の宮下純一(タレント・元水泳選手)が甘いサツマイモの見分け方や自宅での上手な保存方法を取材してきた。
店先ではつや、色の濃さとムラをチェック
サツマイモはセロリ10本分の食物繊維を含んでいるので、いわゆる便秘知らずといわれている。「ただし、甘いものと甘くないものとあるので、まずはその見分け方を」と宮下。サツマイモの甘さはイモの硬さでわかるという。
「甘くないものはカチカチ、甘いものはほんの少し柔らかく、握ると指先がフワッと入る感じ」(宮下)だと言う。ただ、これはプロでないとなかなか難しく、スーパーなどの店先で見分けるなら、つやがあって色が濃くむらがないのを選ぶといいそうだ。
そのサツマイモを美味しくする保存方法を山川理氏(サツマイモ研究者の本九州沖縄農業研究センター所長)が伝授した。
「新聞紙にくるみ、密封はせず、10度以上の温度しばらく寝かせます。その間にデンプンが糖に変わるので甘味が増すんです」
銀座のデパ地下の高級焼き芋店は貯蔵庫で2か月保存してから使っている。家庭なら保存場所は流し台の下が最適だという。 また、食べ残した焼き芋はラップして冷凍すれば味は落ちない。
葉っぱも食べられる新種
山川氏が7年前に開発した「すいおう」という品種は葉っぱも食べられる。イモの葉っぱはカルシウムがほうれん草の2倍も含まれている。そこでスタジオで「すいおう」の葉っぱを「イモ虫になったつもりで」(井ノ原快彦キャスター)試食。「うん、食べられる」とイノッチ。
「これマヨネーズかけたら美味しいよ」とリンゴにもマヨネーズかけちゃう『マヨネーズおじさん』の柳沢秀夫解説委員が最後っ屁のようなダジャレを一発。
「うん、サツマイモって、いいもんだ」
スタジオ全員がズッコケ。
(磯G)