ハーフナ―「ピッチで選手の声聞こえず」ザックJAPAN「5万人観衆」にやられた!

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   きのう15日(2011年11月)にピョンヤンで行われたサッカーワールドカップ・アジア3次予選の北朝鮮戦は1―0で日本の敗北、ザック・ジャパン初の黒星で、「不敗神話」は16戦で終わった。

   金日成スタジアムは5万人で埋まり、一糸乱れぬ大声援で人文字まで描き出す。試合前の君が代の演奏もブーイングにかき消される始末だ。対する日本人サポーターはたったの100人。兵士に守られた一角に押し込められて、「いつもの応援なんかできる状態じゃなかった」という前代未聞のアウェー体験になった。

目立った軍服姿と女性「動員されたスーパーエリートたち」

   ピョンヤンでの対戦は22年ぶり。今回はまたテレビ初の生中継が行われ、TBSが担当した。朝鮮中央テレビの10台のカメラの映像に独自の2台を加え、スタッフ8人を送った。しかし、相手次第なので、何が起こるかわからない。冷や冷やものの中継だった。実際に映像が届いたのは試合開始1時間前。スタジアムからのナマの映像では、土井敏之アナが「東京の声が聞こえない。音の圧力です」というほどの大騒音の中だった。

めぐみさん拉致の日…

   日本の選手たちもここまで異様なアウェー体験はなかった。相手側観衆の大声援にのまれ、初体験の人工芝と「イエローカード覚悟」(ザッケローニ監督)の北のはげしい当りに、思うような動きができなかった。後半5分の失点を取り返せないまま終わった。

   スタジアムは「日本に勝った、日本に勝った」の大歓声。さらには「金正日氏を称える歌」の大合唱となった。若い女性と軍服姿が多く、専門家は「大学生などスーパーエリートが集められた」と見る。

   試合後の午後7時59分、北朝鮮のテレビに突然「日本との試合を放送する」というテロップが流れた。試合があることすら知らせてなかったが、試合をまるまる放送した。勝ったからだろう。

駒野「雰囲気に飲み込まれて相手のサッカーにはまった」

   「朝ズバッ!」では元日本代表の水沼貴史が解説し、出したフリップに「360°アウェー」とあった。「選手たちもこんな経験ないでしょうし、これが選手たちの判断力を奪った」という。事実、駒野選手は「雰囲気に飲み込まれて相手のサッカーにはまった」、ハーフナー選手は「ピッチ内で選手同士の声が聞こえなかった」といっていたという。

   司会のみのもんた「やっぱり萎縮しちゃうんですか」

   水沼「と思います。焦りも出る。しかし、この体験を糧にする必要がある」

   しかし、その前にみのがいっていた。「拉致問題をきちんとしないと、北朝鮮を普通の国としては……」

   そう、15日は34年前に横田めぐみさんが拉致された日だった。

文   ヤンヤン | 似顔絵 池田マコト
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