突然の激痛で内臓が溶ける!急性すい炎4倍の急増
2011.11.16 14:53
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「ある日突然、お腹が激痛に襲われ、臓器が溶ける病気が増えています。20年で4倍、年間5万7000人が発症しています」と中谷文彦アナが警告した。その病気は急性や慢性のすい臓炎。「原因の第1位はアルコール、お酒です」(中谷アナ)のひと言に、酒が好きな有働由美子キャスターはギョッとした表情になった。
有働由美子キャスター「私そうだわ」
愛知県の石川光昭さんは「強烈な吐き気と胃が引き千切られるような痛みでした。入院したものの、腎臓の機能低下で人工透析、肺に水が溜まって人工呼吸という危篤状態になりました」という。CTで見たら、すい臓が溶けて正常の半分になっていた。
すい炎の原因はアルコール。「どの位飲んだら?」と心配顔の有働。近畿大学医学部の竹山宣典教授は「日本酒2本、ビール大瓶2本、ワインはグラス3杯を毎日飲み続けると、飲まない人の倍の確率ですい炎になります」と話す。
では、すい臓が弱っているかどうかを見分けるにはどうしたらいいのか。ゲストの假屋崎省吾(華道家)をモデルに竹山先生の触診した。
「ベッドに寝て膝を立てて胃の奥を押して痛みがあるか、また背中の痛さはこの辺り(背骨から左右、肩甲骨の下)に痛みがあるか、押すと楽になるかどうかです」と竹山教授。
有働がすかさず言った。「私、7年位前からまさにその通りの症状があるわ」