池上彰サン新番組SPの見ごたえ―ソマリア海賊警備驚いた

印刷

「未来世紀ジパング 池上彰が新番組に登場」(テレビ東京)2011年11月14日20時~

   あれ、池上サンはテレビをやめて活字媒体に活躍の場を代えたのではなかったのか? やっぱり活字は儲からないか? それはどうでもいいが、新番組スタートのスペシャル版である。経済のテレ東、渾身の3時間だ。池上が世界の沸騰する地域の取材として、ソマリア沖の海賊頻発地帯の自衛隊機に同乗して海賊船偵察に出かけた。自衛隊の大PRと言えなくもないが、まことに興味深かったのだ。
   近くの政情安定国ジブチに自衛隊の巨大な格納庫を作り、そこから偵察に飛ぶのである。上空では性能のいいカメラで不審船を撮影し、直ちに船籍を調べる。この日は幸い海賊とは遭遇しなかったが、急降下して撮影したり8時間も上空でパトロールする任務は骨の折れる仕事だ。キビキビした若者たちが頼もしい。筆者は、この海域で捕まった海賊が、今、日本で裁判を受けているとは全く知らなかったし、自衛隊の偵察も映像では見たことがなかったので驚いた。
   経済発展の著しいインドネシアでは電力供給が間に合わずよく停電する。中国が請け負っていた火力発電が95%も不具合で、第2弾に日本が地熱発電で巻き返し中。世界中の4割ものシェアをもつ富士電機のタービンは企業秘密だそうだ。また、日本の中古電車が、「中野」や「二子玉川」や「押上」などの行き先駅表示を消さないまま走っているのは、現地の人たちが漢字を見て、「これは日本製だから快適だ」と乗るので取らないのだそうだ。わが技術大国の面目躍如!

(黄蘭)

採点:1.5
  • コメント・口コミ
  • Facebook
  • twitter

このエントリーはコメント・口コミ受付を終了しました。

注目情報PR
追悼

お知らせ

電子書籍 フジ三太郎とサトウサンペイ 好評発売中