国会版仕分けスタート―世界一コンピューター「京」それでもあったムダ遣い
2011.11.17 10:03
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強制力ないが「勧告権」と「報告義務」でゾンビ退治
結局この日は、14人の委員のうち、「予算要求の縮減または組み替え・見直し」が9人で、厳しい結果になった。2年前の仕分けは政府・与党議員と有識者がメンバーだったが、国会版では与野党の議員だ。強制力はないものの、法的勧告権があり、勧告にどう対処したかを報告する義務がある。これまでだと、廃止の議員宿舎が気づかぬうちに復活して「ゾンビ」といわれたりもあったが、報告義務があると通らないかもしれない。委員会は勧告の結果を予算に反映させることを目指すが、藤村官房長官はこれに「勧告は重く受け止めなければ」と表明した。
司会のみのもんた「ここでも天下りか」
北川正恭(早大大学院教授)「ようやく国会の役割を果たし始めた。自民党の議員も聞いてますが、これまではどちらかといえば官僚となれ合いだったのが、オープンになった」
みの「国会議員も若返り始めた。どんどんやってもらいたい。この番組でもやりますから、 国民も関心をもってくれる」
仕分けは17日も行われ、公務員宿舎問題と原子力関係予算だ。これまた見ものだ。
文
ヤンヤン| 似顔絵 池田マコト