2018年 7月 21日 (土)

ベネトンしてやったり!?CMで物議「世界の首脳同士キス」

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   意表をつくCMで知られるイタリアのアパレルブランド「ベネトン」が、「UNHATE(反・憎悪)」と題するグローバル・キャンペンーンを始めた。世界で角を突き合わせ対立する国の指導者がキスしているポスターだ。むろん合成写真だが、発表と同時に抗議で一部を撤去する騒ぎになっている。

「オバマとチャベス」「イ・ミョンバクと金正日」

   とにかくその組み合わせがすごい。「オバマ米大統領と中国の胡錦涛主席」「オバマ大統領とベネズエラのチャベス大統領」「韓国のイ・ミョンバク大統領と北朝鮮のキム・ジョンイル総書記」「イスラエルのネタニヤフ首相とパレスチナ自治政府のアッバス議長」「サルコジ仏大統領とメルケル独首相」「ローマ法王ベネディクト16世とイスラム教のアフマド・アル・タイーブ 師」

……

   ベネトンは狙いを「見解の違いを乗り越え、相互理解を深めるため」としているが、パリのベネトンの店舗にはショーウインドーいっぱいにキスシーンが貼付けられ、窓ごとに絵柄が違うので、たしかにショッキングな効果はある。しかし、ローマ法王の写真は法王庁の強い抗議で撤去された。

「朝ズバッ!」出演者も言葉なし

   ベネトンはかつて、死の床にあるエイズ患者のリアルな写真をキャンペーンに使ったことがあり、このときも賛否さまざまな反応があった。およそアパレルブランドとは無縁の映像と社会的な主張が、ブランドにプラスなのかどうかもわからない。今回も見ていてもあまり美しくも楽しくもない。むしろ気持ちが悪いくらいだ。つまり広告としては当たりということか。

   これをとりあげた「朝ズバッ!ニュース」コーナーでは、画像を次々に見せただけで、司会のみのもんたもコメンテーターもひとこともなし。キスシーンだけに、「もの言えば唇寒し…」ということか。確かに組み合わせは剣呑なものばかり。世界にはいかに紛争のタネが多いかがあらためてわかる。

文   ヤンヤン | 似顔絵 池田マコト
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