大阪都構想たどり着けるか…橋下市政に「市議会、国会、住民投票」の壁

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   大阪市長選と大阪府知事選のダブル選挙は大阪維新の会代表の橋下徹氏が圧勝。知事選は同じく維新の会幹事長の松井一郎が勝利した。政権交代の期待に応えられない民主党、使い古しの自民党がここまでだめな状況では、非既成政党が勝つのは目に見えていた。

   所太郎リポーターが「市長選の投票率は60.92%で4年前の43.61%から17.31ポイント上回り、1971 年の選挙以来40年ぶりに6割を超えました。それだけ大阪の人たちの間では今の状況を何とかして欲しいという思いが強かったようです」と伝えた。

改革ビジョンに賭けた有権者

   大阪出身の前田典子(カリスマ主婦モデル)「今の状態を変えてくれという思いはよく分かります。でも、急激に変化させれば困る人たちも出てくる。とくに、高齢者や障害者の人たちは変化に順応するまでに時間がかかる。その点をよく考えてもらいたい」

   所「選挙で勝ったからすぐに大阪都構想が具体化するというわけではありません。実現までにはまだ3つのハードルがあります。市条例の改正、国会での決議、住民投票による賛否で、維新の会は大阪府議会では過半数に達しているが、市議会では過半数を持っていない。さらに、維新の会に属する国会議員は1人もいないので、これらのハードルをどう越えるかが今後の問題になります」

   青木理(ジャーナリスト)は「今回の選挙結果は既存の社会的システムを拒否して、橋本氏の改革ビジョンに賭けたということ。この閉塞した社会状況を何とかして欲しいという思いが込められている。でも、何も変えられない、変わらないということになれば、閉塞状況は深まるばかりです」と語った。

文   ナオジン
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