2018年 7月 18日 (水)

「チャイナシンドローム」寸前だった福島原発1号機

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   福島第1原発1号機のメルトダウンで、溶けた核燃料の塊が圧力容器を突き抜け、格納容器のコンクリート製床を侵食し始めているという解析結果が明らかになった。東京電力などが30日(2011年11月)に明らかにした。

   司会の小倉智昭は「チャイナシンドロームの心配はないようです」と言うが、まだ東電の発表を鵜呑みにしているのか。

まだ油断できない「侵食再発」

   格納容器の底は1メートルの強化コンクリート床に覆われているが、圧力容器を突き抜けて落ちた核燃料の塊はコンクリートの床を65センチほど侵食し、鋼鉄製の格納容器の壁まであと37センチに迫っているという。格納容器には床面から30センチしか水は溜まっていないが、溶けた核燃料の塊そのものは水につかり冷やされた状態で侵食は止まっているという。

技術の進歩待ち?

   しかし、わずか30センチしかない冷却水の供給が途絶えるとどうなるか…。溶けた核燃料が化学反応を起こしながらどんどん突き抜け、地球を侵食していきチャイナシンドロームが起こる。チャイナシンドロームとは、アメリカから見て地球の反対側の中国まで達するメルトダウンをこう呼ぶ。

コンクリ侵食の溶解核燃料取り出せるのか

   地球を突き抜けるのはブラックジョークとしても、チャイナまで行く前に大惨事を引き起こすことについては、米原子力委員会の研究でも科学者の意見は一致している。

   小倉「完全冷却が終わって廃炉まで30年。廃炉にする前に核燃料を取り出す作業があるが、コンクリートまで侵食してしまうとどうやって取り出すか。それまでに技術が進歩してうまく取り出せるかもしれないが、ちょっと心配ですね」

   その程度で収束できればむしろ幸いなのかもしれない。

文   モンブラン | 似顔絵 池田マコト
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