「巨人バトル」玉木正之だけが正論―へっぴり腰の野球人・テレビマン

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「一連の巨人軍お家騒動報道」(各局)2011年11月

   複数の情報番組で渡邊恒雄×清武英利バトルに関するコメンテーターたちの話を聞いた。野球人、元野球人を問わず、ほとんどがへっぴり腰だ。テレビマンもしかり。球界を牛耳る(と、彼らだけが思っている)巨人の大ボスを批判したら、回りまわって自分がメシの食い上げになると危惧するからである。非常にわかり易い。あの、辛口批判の江本孟紀でさえ口を極めて清武をののしっていた。
   テレビに出ているコメンテーターたちは、他局であっても日本テレビに睨まれたくないから本心は言えない。内心では「ミヤネ屋」にも呼んでもらいたいのである。置屋の芸妓とそっくりだ。そういえば昔、電波芸者という言葉があったナ。
   筆者が今回の事件を一言でいうなら、「老害」である。最先端のことも含めて森羅万象に対し好奇心旺盛で、何事に対しても柔軟なヤワラカ頭をしていないとメディア人としては失格である。渡邊恒雄の頭は老いて萎縮している。朝日新聞のインタビュー(11月28日朝刊オピニオン欄)を読んでも、清武問題の部分は自分の正当化ばかりしている。子供じみて女々しく、化石化の極みである。
   野球好き評論家の玉木正之だけが、「ジャーナリズムのトップと会長を同じ人がやるのはおかしい」と指摘していた。そもそも、社会の公器であるプロ野球を、メディアが宣伝媒体として所持するのは間違っているとも発言したが、全く同感である。老兵は去るべし。

(黄蘭)

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