ひと山ナンボのお笑い芸人「引退の悲哀」わびしい

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アメトーーク!(テレビ朝日系11月24日夜11時15分)>雨上がり決死隊を司会に、毎回あるテーマで集まった芸人がトークを繰り広げる。今回は「泥の97年デビュー組3」。1997年にデビューした芸人が集まったのだが、「泥」とついていることからも察せられるように、いずれもいまひとつ活躍していない。

   そんな彼らを取り上げて1回分の放送にする番組も凄いと思うが、理由があった。この世界に入って15年目、「泥の~」の1回目、2回目ともに出演していたカリカの林が芸能界を引退したからだったのである。食べていくだけでも難しい芸人の世界で、引退は珍しくもなんともないが、出演している芸人も林の引退に自らを重ねて沈痛な表情だ。なんだか面白くも切ない放送となった。

やっと小さな自己満足に、見ている方もホッ!

   さすがに、ドヨ~ンと沈んだままでは番組にならない。あべこうじや佐久間一行といったR-1の去年と今年の覇者も出演してなんとか盛り上がろうとするのだが、その彼らにして「泥たち」相手では呼吸が合わない。これじゃあ、目が出ないのも納得の「売れなさ自慢」のようになっていく。

   そんななかで、ガリットチュウ福島は朝の番組で「今日が誕生日の有名人」に取り上げられたと胸を張り、ニブンノゴ!宮地は「口歪み著名人」で検索すると、「自分が一番にヒットする」と自慢する。なんとも小さい自己満足なのだが、見ていてホッとしている自分がいた。

   番組の最後にカリカ林からの手紙が読まれた。メンバーひとりひとりにメッセージも書かれており、時には涙をこぼしそうになりながらメッセージを聞く。元相方の家城は涙ながらにコメントを残した。もちろん、その後はバラエティお約束のオチがあって、今回は新しい参加者としてレイザーラモンRGの登場があった。

(かたぎり)

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