2018年 7月 23日 (月)

象印副社長殺害で浮上―向かいの家の坊やだった別件窃盗男

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   大阪・堺市で起きたふたつの事件の「接点」が浮かび上がってきた。先月(2011年11月)から行方不明になっている主婦・田村武子さん(67)のキャッシュカードを使って現金5万円を引き出したとしておととい6日、堺市北区曽根町の無職・西口宗宏容疑者(50)が窃盗の疑いで逮捕された。西口は今月1日に自宅で襲われ殺害された象印マホービン元副社長の尾崎宗秀さん(84)と親交があり、近くのATMで尾崎さんのキャッシュカードで残高照会した男とよく似ている姿が防犯カメラに映っていた。警察では、ふたつの事件の関連を慎重に調べている。現地取材したリポーターの岸本哲也が報告した。

母親死亡で遺産相続。急に派手になった金遣い

   西口は資産家の家に育ち、中学時代は陸上部の選手でクラスのリーダー的な存在だった。大人になっても子煩悩のやさしい父親だったという。家は尾崎さん宅の真向かいにあり、小さいころから「ぼく、ぼく」と尾崎さんに可愛がられていた。尾崎さんが留守の時は西口が犬の散歩をして駄賃をもらったりしていたという。

恩人に…
恩人に…

   2000年ごろ母親が死亡、多額の遺産を受け取り、外車に乗るなど生活が派手になった。ブティックを開業して一時は羽振りが良かったが、その後借金が膨らんだ。8年前には保険金目的で自宅に放火、実刑判決を受けてこの夏ごろ仮出所していた。

2つの事件の接点

   司会の小倉智昭「西口容疑者の逮捕容疑は現金を引き出したという窃盗なのに、ニュースがどんどん大きくなって、グレーゾーンがだんだんクロに近くなっているのかなという心証を受ける。まだまだいろんなことが考えられるのに、想像の世界でふたつの事件を結び付けようとする危険性がある」

   コメンテーターの眞鍋かをり(タレント)は「恩人ともいえる人に、こんなことをするのかなと不思議に思ったり。半生をみると、お金にとらわれている姿がちらつく」と話す。

   小倉「仮出所したばかりのとき、普通は身近なところで事件を起こさないものだが、事情を知っているところを狙ったのかどうか。しかし、これ以上は推測でしかない。はっきりしことは分からない」とあくまで慎重な口ぶりだった。

文   一ツ石 | 似顔絵 池田マコト
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