真央ちゃん涙涸れるまで泣くといい…親の死に目に逢えない切なさ

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「フィギュアスケートグランプリファイナル世界一決定戦2011 男女フリー」(テレビ朝日)2011年12月11日18時56分~

   空港でゲートから出てきた浅田真央が黒帽子にマスク姿だったのは、後からのコメントでわかったように、飛行機を降りてからメールで母の訃報を見た直後だったから、舞台人と同じく世界中を転戦するアスリートも肉身の死に目に逢えず、切ない。真央ちゃん、日本中の君のファンが支える、涙の涸れるまで泣くといい。
   涙目の真央の姿も痛々しかったが、筆者は彼女の前を行く佐藤信夫コーチが、ほとんど折れたように前屈みになって歩く様子に打たれた。彼も訃報を知った後だったからだろう。うら若い弟子の悲しみを我が事のように受け止めねばならないコーチ業も切ない。
   喪章を付けた上着をとって出てきた高橋大輔の滑りは圧巻だった。4回転こそ着地でぐらついたが、後は完璧なジャンプと、得も言われぬ色気のある踊りでブルースを再現。ジャンプでミスしまくったパトリック・チャンよりはるかに魅了させたのに、フリーでも1点ぐらいチャンの得点が多く、高橋が2位だったのは納得がいかない。ご当地贔屓の引き倒しだ。審査員メンバーの国籍ぐらいは紹介せよ。
   グランプリファイナル出場者の内、各地方大会に出られるのは1人が2回だけだったのに、今回からコストナーのように3回出ている選手もいる。何故そうなったかの説明が全くないし、3回出場の意味の説明もない。司会者(松岡修造、荒川静香ら)は、選手を煽るだけが役目ではないだろう、肝心の情報不足が気に入らない。

(黄蘭)

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