2024年 4月 23日 (火)

震災復興バブルに沸く仙台―キャバクラもソープも「満員御礼」

全国の工務店を掲載し、最も多くの地域密着型工務店を紹介しています

「名前や連絡先伏せてほしい」ふぐ肝食わせて逃げ回る東国原の卑怯

   今この国でどうしょうもない人間を一人あげろといわれたら、この男に票が集中するのではないか。東国原英夫前宮崎県知事である。先日は愛人の前ですっぽんぽんになって、自分の息子をまな板にのせた写真がフライデーに載ったが、今回は路上でナンパした女性に違法な「ふぐ肝」を食べさせ、食中毒にさせたというのだから、なにをかいわんやである。

   「事件現場」は東京・銀座の老舗「ふぐ福治」。ミシュランで3年連続2つ星に輝く高級ふぐ店である。二人がそこへ行ったのは11月10日の夜。東国原が女性店員に「いつもの、出してよ」と注文して、店主が肝を盛った小皿を運んだ。彼女はふぐ肝の危険性や違法性を何も知らされずに、勧められるままに食べてしまった。

   店を出て間もなく口がしびれ、頭痛やめまいの症状が現れ、最初は「クスリでも盛られたのか」と思ったそうだ。この男ならやりかねないと思わせるのも東国原の人徳である。救急に連絡するうちに呂律が回らなくなり深夜に救急搬送され、死ぬ危険があったと医者から叱られたそうだ。

   違法性のある食中毒事案のために保健所が調査に乗り出したが、東国原は調査に協力できないと逃げたそうだ。結局、「ふぐ福治」は名前を公表され、調理師免許剥奪、営業停止になり、されに刑事罰となれば厳しいことになる。だがこの男、弁護士を通じて知らぬ存ぜぬばかり。被害者の友人は、彼女が保健所の調査依頼を伝えたとき、「名前や連絡先は伏せてほしい」「(危険だと)知っていた。保健所が出てくる展開も予想していた」といったのに、後になって「そんなことはいってない」「九州では合法のふぐ肝がある」と弁明したという。こんな輩に東京都知事選で投票した有権者が170万人近くもいたのである。彼らはこの間の一連の記事を読んで、ため息をつくしかないだろう。

元木昌彦プロフィール
1945年11月24日生まれ/1990年11月「FRIDAY」編集長/1992年11月から97年まで「週刊現代」編集長/1999年インターネット・マガジン「Web現代」創刊編集長/2007年2月から2008年6月まで市民参加型メディア「オーマイニュース日本版」(現オーマイライフ)で、編集長、代表取締役社長を務める
現在(2008年10月)、「元木オフィス」を主宰して「編集者の学校」を各地で開催。編集プロデュース。

【著書】
編著「編集者の学校」(講談社)/「週刊誌編集長」(展望社)/「孤独死ゼロの町づくり」(ダイヤモンド社)/「裁判傍聴マガジン」(イーストプレス)/「競馬必勝放浪記」(祥伝社新書)ほか

姉妹サイト

注目情報

PR
追悼
J-CASTニュースをフォローして
最新情報をチェック
電子書籍 フジ三太郎とサトウサンペイ 好評発売中