櫻井翔のインテリ執事ハズレ!むしろ椎名桔平が向いてたかも…

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「謎解きはディナーのあとで 第1回~第9回」(フジテレビ)2011年12月13日21時~

   大ベストセラー小説のドラマ化であり、視聴率もそこそこいいのだが、筆者には不満だらけ。マンガと実写のミックスみたいな作り方にも目をつぶるが、1番気に入らないのは執事の影山になる櫻井翔が軽すぎるのである。こういう大仰な物語のキーマンはペダンティックの極みで、貴族趣味で、頭が鋭くて、尚且つ美しくて、皮肉屋で、少なくともお嬢様(北川景子)に仕える身でありながら決して貫録負けしてはならないのである。櫻井はダメだ。子供っぽい。縁なし眼鏡で気取っていても、精々眼鏡市場(!)のマネキン程度。
   嵐の人気にあやかりたいから、慶応大学卒の櫻井をインテリ執事に持ってきたのだろうが、残念ながらハズレ。むしろ、ピエロ役のドキザな上司の風祭刑事役・椎名桔平を執事にすればよかった。ちょっと年を取っていてもドラマは独自にやればいいのである。
   さて、今回の謎は近くの屋敷で新進気鋭の女流作家が殺され、ダイイングメッセージとして床に×の字が書かれていたという話である。例によって例のごとく、宝生麗子(北川景子)お嬢様にディナーの席で影山が薀蓄を傾けてオシマイ。意外性も何もなく平凡。
   美人の北川が刑事の時は眼鏡を掛けてドタバタするが、ドジでお人好しな3枚目キャラも悪くない。演技はワンパターンだが。また、先述した風祭刑事の椎名桔平が、KYで臭い芝居をして笑える。若い頃はシリアスなドラマの正統派2枚目だった彼の新境地なのか。

(黄蘭)

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