快演アルト藤村実穂子の残念!「爬虫類メイク」サン=サーンスとミスマッチ

印刷

「第55回 NHKニューイヤー・オペラコンサート」(NHKEテレ)2012年1月3日19時~

   どうでもいいけど「Eテレ」という呼び名はバカっぽくて嫌いだ。どうでもいいけど司会の野村正育アナウンサーは東京に帰ってからニュースのエースより藝術づいてきたんだな。どうでもいいけど2時間休憩なしの生放送しっぱなしだと困った観客もいたのではないか、寒い季節だし。10年ぶりぐらいで当番組を見たら、軟派の紅白歌合戦のように人海戦術のド派手舞台になっていたので驚いた。
   しかも、今回はメジャー曲ばかりで人気取り風。カルメンだの蝶々さんだのサムソンとデリラだの、オペラマニアでない人でも聴いたことのある曲がずらりである。出演者も森麻季や何十年ぶりかの平野忠彦や、外国で有名な藤村実穂子やのスター掻き集め風。中でも筆者も聴いた暮れのN響第9演奏会でも、ソリストを務めた福井敬がまたもやの登場である。上背もなくて地味な人なのに・・・。
   別格扱いされている藤村は評判通りの快演アルトだったが、目のメイクが不気味で怖い。「サムソン」と呼びかけて誘惑する歌とはいえ、サン=サーンスの美しい曲とはミスマッチの爬虫類のような化粧であった。あちらでの流行なのか?
   今年のテーマは「愛に満ちて人は歌う 愛を力に人は歌い続ける」である。何でもタイトル付けが好きな局で、大震災の翌年だからって愛の連発だ。下野竜也指揮の東フィルオケの伴奏に、夏木マリの司会は意外にうまかった。ただし、衣装はいただけないホステス風。

(黄蘭)

採点:1
  • コメント・口コミ
  • Facebook
  • twitter

このエントリーはコメント・口コミ受付を終了しました。

注目情報PR
追悼
シニアの健康ライフ
Slownetからのおすすめ記事(提携)

お知らせ

電子書籍 フジ三太郎とサトウサンペイ 好評発売中