2024年 4月 23日 (火)

テレビドラマの女性ファッション笑っちゃうほどワンパターン…なんで?

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   リモコンでチャンネルをちゃかちゃか変えていて、ふっと気になって指がとまる時がある。出演者の洋服やヘアメイクがステキだった時だ。女同士でわいわいとドラマなどを見ていたりしたら、番組の内容そっちのけでファッションの話でひと花咲いてしまう。

「なんで若いOLが主人公だと、こうもシフォンのプリーツスカートを穿かせるかねぇ。どのドラマも同じじゃん。OLの制服かっ!」
「はい、出ました!またベージュのボウタイブラウスにミニスカート。足元10センチヒールっす。これってナイよねえ、疲れるよ、こんな服」
「お天気おねえさんの洋服ってなんとかならないもんかねぇ。毎日こんなわかりやすい勝負服ばっかり着せられててさぁ、思考回路までバカOLみたいになりそうだよ」

とまぁ、30オーバーな女たちが集まると、もう言いたい放題だ。テレビ番組って、こうやって無責任に言いたい放題言うのが楽しいんだけれど。

刑事や医者は2ピース、幸薄い女性は…いまどきそんなカッコしないって!

   出演者だって自分で着たくて着てるワケじゃないんだよね。スタイリストさんが選んだ与えられた洋服を着ているだけ。スタイリストは洋服のプロ。それはわかっている。でも、首をかしげたくなるスタイリングがテレビの中に満載だ。とくに面白いのが2時間サスペンスドラマ。「いったいどこでその洋服は売っているんですか」と逆に聞きたくなるほど、20年も遡ったファッションが多い。

   主人公の刑事や医師などの女性が着ているカッチリした2ピース。お受験ママでも最近はもう少しアカぬけたのを着ているぞ。被害者女性や犯人の妻など、幸薄い女性のファッションも決まっている。カットソーに、女優さんの華奢な体のラインが出るほど薄手なカーディガン。色はたいていが白かページュ、グレーかパステル系。間違っても紺や黒のカーディガンは着ていない。合わせるのは無地のロングスカート。これもなかなかお見かけしない代物だ。エンドロールに衣装協力で知っているブランドの名前が出ていても、そんな商品売ってたっけとやっぱり首をかしげてしまう。

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