「平清盛」兵庫県知事クレーム 皮肉たっぷりに受け流したNHK

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   井戸敏三・兵庫県知事は「画面が汚くて見る気がしない。神戸のイメージダウン」とNHK大河ドラマ「平清盛」にクレームをつけたが、NHK側はこれを軽く流す大人の対応だった。18日(2012年1月)の定例会見で金田新NHK放送総局長は皮肉たっぷりにこう話した。

「一視聴者というか、間違いなく第1回からテレビを見ていただいっている1人の方が、そういう意見を持っていられるといったことを真摯に受け止めて参考にしたいと思っております。(クレームは)番組を見てもらった証拠なのでありがたい」

   制作現場の磯智明チーフプロデューサーも「画面が汚いと思われるかもしれないが、平安時代をよりリアルに映像体験できるように務めています」と、画像の明るさやレベルを変更するつもりはないと言う。

観光客誘致焦った一人相撲

   平清盛は大輪田泊(おおわだのとまり)や福原京を造営し、現在の兵庫県神戸市兵庫区にあたることから、兵庫県と神戸市は大河ドラマに合わせて観光キャンペーンを展開している。兵庫県知事としては一気に観光客誘致に弾みを付けようと目論んでいるが、自分のイメージした町並み映像と大きく違っていて、気に入らなかったというわけだ。

   知事発言に対しては「知事がテレビの番組に文句をつけるとは大人げない」「放送への介入」といった批判が強かった。この勝負、知事の一人相撲で終わったようだ。(テレビウォッチ編集部)

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