2024年 4月 24日 (水)

松潤「月9ドラマ」頑張れ!ボディもアクションも瑛太に負けてるぞ

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ラッキーセブン(フジテレビ系月曜よる9時)>マツジュンが月9再登場。前回「夏の恋は虹色に輝く」は年上女性との恋模様だったが、これだけでは不足と見たか、本格アクションをプラスした。探偵社を舞台に、探偵たちがぶつかり合い、協力し合いながら難事件を解決していく1回完結型ドラマだ。主要メンバー7人の群像劇に仕立てたのは、低視聴率だったときにマツジュンにダメージを与えないための予防線だろう。初回は16・3%と健闘した。

丁寧に撮影されたファイトシーンだけに残念

   ファーストシーンはホテルで人妻との情事にふける松潤のベッドシーンで、度肝を抜く。自称自由人、実は無職のお気楽男。夫が雇った探偵にホテルでの不倫密会写真を撮られて、あっさり人妻にバイバイされ、駿太郎(松潤)は怒り心頭だ。にっくき探偵社に怒鳴り込むと、そこには新田(瑛太)、旭(大泉洋)、水野(仲里依紗)らの探偵がいた。口のうまい女社長(松嶋菜々子)にその気にされ、入社する駿太郎。初仕事は失踪した兄の捜索で、違法賭博の殴り合いに身を沈めた兄を救い出そうと体を張るが…。

   二宮和也の主演映画「GANTZ」の佐藤信介監督がシリーズ構成・演出を担当し、スローモーションを多用した迫力あるアクションを実現した。上半身裸で松潤と瑛太が寸止めなしで実際に殴り合うという韓国映画並みのリアルさを追求している。

   ロバート・ダウニー・Jr.の「シャーロック・ホームズ」やブラッド・ピットの「ファイトクラブ」のファイトシーンをお手本にしたと思われるワンカットずつ丁寧に撮影したアクションは、朝から晩まで撮っても終わらない蟻地獄のようなしんどさだったとか。慣れないアクションと現場の寒さ、さぞかし大変だったに違いない。

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