松潤「月9ドラマ」頑張れ!ボディもアクションも瑛太に負けてるぞ

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ラッキーセブン(フジテレビ系月曜よる9時)>マツジュンが月9再登場。前回「夏の恋は虹色に輝く」は年上女性との恋模様だったが、これだけでは不足と見たか、本格アクションをプラスした。探偵社を舞台に、探偵たちがぶつかり合い、協力し合いながら難事件を解決していく1回完結型ドラマだ。主要メンバー7人の群像劇に仕立てたのは、低視聴率だったときにマツジュンにダメージを与えないための予防線だろう。初回は16・3%と健闘した。

丁寧に撮影されたファイトシーンだけに残念

   ファーストシーンはホテルで人妻との情事にふける松潤のベッドシーンで、度肝を抜く。自称自由人、実は無職のお気楽男。夫が雇った探偵にホテルでの不倫密会写真を撮られて、あっさり人妻にバイバイされ、駿太郎(松潤)は怒り心頭だ。にっくき探偵社に怒鳴り込むと、そこには新田(瑛太)、旭(大泉洋)、水野(仲里依紗)らの探偵がいた。口のうまい女社長(松嶋菜々子)にその気にされ、入社する駿太郎。初仕事は失踪した兄の捜索で、違法賭博の殴り合いに身を沈めた兄を救い出そうと体を張るが…。

   二宮和也の主演映画「GANTZ」の佐藤信介監督がシリーズ構成・演出を担当し、スローモーションを多用した迫力あるアクションを実現した。上半身裸で松潤と瑛太が寸止めなしで実際に殴り合うという韓国映画並みのリアルさを追求している。

   ロバート・ダウニー・Jr.の「シャーロック・ホームズ」やブラッド・ピットの「ファイトクラブ」のファイトシーンをお手本にしたと思われるワンカットずつ丁寧に撮影したアクションは、朝から晩まで撮っても終わらない蟻地獄のようなしんどさだったとか。慣れないアクションと現場の寒さ、さぞかし大変だったに違いない。

オリジナリティー感じられない既視感

   だが、ドラマはあくまで出来上がった内容で勝負。何より残念なのは、そこまで頑張ったにもかかわらず、売りである松潤のボディがあまりにも貧相だったことだ。ボクシング選手を演じた舞台「あゝ、荒野」で絞りすぎたのか、超平板な胸板が悲しい。179センチ、小顔、足長の元モデルの瑛太の意外なモムチャンボディの圧倒的勝利だった。2人のファイトシーンも、瑛太が武闘派の設定だけに松潤は殴られやられっぱなし。足にかみついて反撃、小躍りする設定もセコイ。

   映画「探偵はBARにいる」のヒットで探偵役がハマり、波に乗っているコメディリリーフの大泉がなかなかいい味を出している。大泉と瑛太のW主演なら面白い映画が撮れそうだ。松潤の役柄は「花より男子」の道明寺司とよく似た俺様キャラ。生意気で頑固ですぐ熱くなって突っ走る。少々食傷気味だし、本人も飽きてきた頃ではないのか。「花男」で姉役だった松嶋との恋の予感も感じさせるが、何だかなあ。「家政婦のミタ」で無表情な松嶋を見慣れていたため、やたら愛想のいい松嶋がかえって不気味。どこを切り取っても既視感ありありで、オリジナル作品なのにオリジナリティが感じられない。松潤が楽しそうに演じているのが救いだ。

知央

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