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今年のインフルエンザはR-1乳酸菌で防ぐ!発症率10分の1の町

   メインキャスターの小倉智昭が「火が付いても僕は知らないよ。これを見てスーパーに向かって走り出しているお母さんがもういるかもしれない」と苦笑した。インフルエンザが猛威を振るい始めている。東海地方を中心に患者が急増しており、東京都も昨日26日(2012年1月)、この冬初めてのインフルエンザ注意報を発令した。

   そんな中で、子供たちのインフルエンザ発症率が全国平均の10分の1以下という町がある。有田焼で有名な佐賀県・有田町だ。なぜ発症率が抑えられているのか。

毎日飲んでる佐賀県有田町の子どもたち

   森本さやかリポーターは「佐賀県全体では幼稚園から中学校までで、すでに32校がインフルエンザによる休校となっています。でも、有田町は休校はゼロで、2699人いる園児や児童のうち、インフルエンザに感染しているのはわずか4人です」と伝えた。

   そこで、町内の幼稚園で園児たちに風邪をひかない秘密を訊ねると、口を揃えて「R-1を毎日飲んでいるから」という。R-1とは何か。有田共立病院の井上文夫院長は「もともとは呼吸器感染症を防ぐ乳酸菌でした。これがインフルエンザ予防にも効果があることがわかりました」と説明する。

ナチュラルキラー細胞を活性化

   スーパーマーケットで担当者に聞くと、「昨秋頃から爆発的に売れ始めました。ケースで欲しいと言われるお客さんもいます」という。この乳酸菌の正式名称は1073R-1乳酸菌だ。なぜインフルエンザ予防に効果があるのか。順天堂大学の奥村康教授は「この乳酸菌は体内の異常細胞を破壊するナチュラルキラー細胞を活性化させ、免疫力を高める効果があります」と解説する。

   小倉「そんなに凄い効果があるなら、インフルエンザ予防だけではなく、もっと用途が色々に広がるのではないかな」

   深澤真紀(コラムニスト)「たしかに乳酸菌は花粉症やアレルギーなどいろいろな症状に効果があるといわれています。でも、菌の種類がみんな違います。菌をいろいろミックスした乳酸飲料ができたらいいな」

   今週から来月半ばがインフルエンザのピークだという。スーパーでは売り切れが出そうだ。