「野島伸司」視聴率取れなくなってコメディー挑戦!さてどこまで通用するか…

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「理想の息子 第1回、第2回」(日本テレビ)2012年1月14日、21日21時~

   エキセントリックな事件がよく出てくるシリアス路線では、さっぱり視聴率が取れなくなってしまった脚本家の野島伸司が、今度はコメディーに挑戦だ。美しく典雅な鈴木京香(鈴木海の役)がおよそイメージに合わない母親になる。こともあろうに大食いで子育て失格、母性本能欠落のシングルマザーで、しがない給食オバサンである。息子の鈴木大地(山田涼介)の尻を叩いて1流大学に行かせ、将来金持ちになって1戸建ての家を買わせるのが夢だ。
   それなのに、折角入った進学校を大地は辞めてしまう。母親が転職した学校が名うての落ちこぼれ公立校で、母親大好きの大地は、母ちゃんに悪い蟲が付いたら大変と、進学校を勝手にやめて編入してしまったのだ。そこで、マザコンと疑われて不良の先輩たちのヤキを入れられるのが2回までの筋。小さくて女の子のようにかわいい顔の大地が、男先生に言い寄られたり、海の写真を土足で踏めとキリシタンの踏み絵のようなリンチもどきを受けたり苦労の連続だ。
   海や大地が住んでいる安っぽいマンションの同じ階には、妻に逃げられた男(沢村一樹)がいて、何かと2人に関わってくる。主役級の沢村がチョイ役で終わるわけはないので、これから色々絡んでくるのだろうが、今のところ可もなく不可もなし。マンガチックな大地のコアラパンチや不良との闘争シーンで、CGを使った恐竜みたいな絵が出て、ひ弱男の変身願望を滑稽に描く。次も見てみるか。

(黄蘭)

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