松嶋ミタ、松潤・瑛太のハダカ揃えても…脚本がつまらな過ぎる「月9」

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「ラッキーセブン 第2回」(フジテレビ)2012年1月23日21時~

   「家政婦のミタ」で40%という高視聴率を叩きだした松嶋菜々子の次回主演作だが、はっきり言ってつまらない探偵ものである。松本潤、瑛太、大泉洋などの主演級スターを集めて、格闘シーンもふんだんに取り込み、「どうだ、これで低視聴率になるわけないだろう」と作り手が嘯いているようなドラマだが、脚本が全然面白くない。それでも「ミタ」効果の後遺症?で16.3%もの高い数字である。
   警察もの、探偵もので一歩先んじているテレビ朝日に負けじとフジが乗り込んできた感なきにしもあらずだが、探偵同士のタメ口でコミカルな要素を入れたり、松潤(時多駿太郎の役)と瑛太のハダカの格闘シーンで媚びを売っても、面白くないものは面白くないのだ。今回は企業の重役から研究者の素行を調べてほしいという依頼で、新田(瑛太)が研究所に潜入捜査する話である。
   バイオの素人である新田にはイヤホンで会話を指示するのだが、イヤホンが他の研究員に見咎められるでなし、変人の研究者(リリー・フランキー)とはすぐ仲良くなってしまうし、筋書のご都合主義が目立ってがっかりする。スリルもサスペンスもなく、かといって人間が深くじっくり描かれているわけでもないのだ。すなわち、スカスカ・ドラマ。肝心の女社長(松嶋菜々子)は、曰くありげな警察との関係が匂わされてはいるけれど、ほんのちょっとしか登場しない。出し惜しみだ。ギャラをケチったのか、フジテレビ。

(黄蘭)

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