山田涼介に鈴木京香「一緒にお風呂入ろう」マザコンで悪いか!

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理想の息子(日本テレビ系土曜よる9時)>「立派に育って家を買え!」という願い(というより野望)を心に秘め、息子が自分を一番に考えてくれるように育ててきたシングルマザー・鈴木海(鈴木京香)と、そんな母の思惑通り「母ちゃんは世界で一番大切だ!」と、立派なマザコンに成長した大地(山田涼介)の織りなすコメディドラマである。野島伸司の脚本というと、「聖者の行進」や「高校教師」のようなシリアスなドラマを思い出すので、今回のコメディっぷりには驚いた。「フードファイト」なんかもそうだったけど、普段とは違う作風でも面白い、というのはすごいなぁ。

ちょっと変な2人の掛け合い…声出して笑える微妙なズレ

   1月28日(2012年)放送の第3話では、反抗期のない大地を不健全ではないかと感じた海が、「うるせえクソババア!」くらい言わせてみようと躍起になる。「ママとデートしようよ~」と休日に誘ってみたり、趣味の悪いハート柄のシャツを買ってきたり、しまいには「一緒にお風呂に入ろう」なんて、一般的な男子高校生だったら怒るか逃げ出すかしそうなことをふっかけてみる。しかしマザコンな大地は、「それ、いいねぇ!!」なんて笑顔で答えるのである。大地がデレッとした表情になるたびに、声を出して笑ってしまった。

   山田涼介も鈴木京香もコメディのイメージがないだけに、新たな魅力の発見がある。山田君は演技がまたうまくなったと感じるし、ジャニーズらしい可愛い顔で、これからの活躍も楽しみ。大地のマザコンで何が悪いの?という真っ直ぐさが見ていて微笑ましい。対して母親である海は、自分には母性本能なんてないと思っており、息子を手のひらで転がしているようで、思惑を超える大地をあれやこれやと心配している。このちょっと変な二人の微妙なずれというか、すれ違いがなんともいえない面白さを生み出している。

   もうひとつの軸が大地の学校生活。大地は通っている不良高校で、トップを狙う不良になぜかいつも絡まれる。マザコン呼ばわりされてシメられそうになると、「俺はマザコンじゃねぇ。ただ母ちゃんが大好きなだけさ!」と『コアラパンチ』でぶちのめすというのがお決まりのよう。ケンカのシーンでは人物の後ろに動物のCGが重ねられていて、マンガ的である。

   最終回までこのテンションで突っ走っていってほしいが、ところどころシリアスなシーンが入ってきても面白いのではないかしら。(てらっち)

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