豪雪もう少し降ってくれた方が…新潟・津南町の悩ましい気持ち

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   連日豪雪のニュースだ。きのう1日(2012年2月)は秋田県仙北市の玉川温泉で雪崩が発生して、岩盤浴をしていた湯治客が死亡し、青森県横浜町の国道279号ではトラックが雪に突っ込むなどして道路をふさぎ、約100台が立ち往生した。そんな中、6年前の2006年(平成18年)の「18豪雪」で一部の集落が孤立するなど大きな被害があった新潟県津南町の取り組みを紹介した。

積雪が基準超えれば国から補助金

   けさ(2月2日)の津南町の積雪は339センチ。6年前は416センチだったので、もうすぐ「18豪雪」の雪の深さに達するが、住民たちは「(6年前とは)全然違います」「別に困ることはないけどね」と意外にも冷静だ。

対策にお金かかる

   6年前に通行止めになった道路に今年は除雪車が入り、人も車も行き来ができている。町は新型の除雪車を購入して孤立を防いだ。集落の全世帯にテレビ電話を配置して緊急時に備えた。住民独自の工夫もある。煙突のようなパイプを継ぎ足し、山の水を流して雪を溶かす消雪システムを充実させた。屋根に勾配のある屋根をもう1つ取り付け、ある程度の雪が積もれば自然に落下するよう改善した。

   「教訓を生かした知恵です」とアナウンサーの笠井信輔。とはいえ、金もかかる。ボイラーを焚いて屋根の雪を溶かす方法もあるが、灯油代が1日1万円。

   司会の小倉智昭「豪雪対策といってもお金がかかりますね」

   コメンテーターの福田和也(慶大教授)「若い人がいないと余計大変ですよね」

   小倉「地方の予算だけでやりきれるか、という問題もある」

   笠井「積雪が一定量を超えて基準に達すれば、国の補助金が出てくる。行政の人たちはもうやんで欲しいという願いと、もう少し降ってくれれば国の金が出るという悩ましい気持ちで雪を見つめているなどという話もありました」

   津南町では昨年(2011年)秋の町会議員選挙で、25歳の若さでトップ当選した東大大学院生の桑原悠さんがいるはずだが、雪害対策に走り回っているだろうか。

文   一ツ石 | 似顔絵 池田マコト
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