2018年 7月 22日 (日)

日米新合意「普天間」に出口?こんな時にド素人防衛相とは…

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   日米両政府は「在日米軍の再編と沖縄・普天間飛行場移設」を切り離し、沖縄海兵隊のグアム移転と嘉手納以南の5施設返還を先行させる方向で基本合意した。さて、これをどう評価したらいいか。

辺野古移設「仕切り直し」のチャンスだが

   まず米軍再編の見直しで日米どちらが主導権を取ったのか。交渉にあたった玄葉光一郎外相は「本来の日米同盟の進化に向けて大きな前進」と自画自賛するが、北川正恭(早大大学院教授)の見方はこうだ。

「そりゃ、アメリカが決めたからそれに従ったという要素が強い。アメリカはアジアに対し主体的にどう対策をとるか、普天間移設がこんがらかっちゃったものだから、待ってはおれないと動いた」

   ただ、暗礁に乗り上げていた普天間移設が切り離されたことは、金井辰樹(東京新聞政治部次長)が指摘するように、「普天間飛行場を辺野古に移設するという日米合意も柔軟に考えてよくなったわけで、本来は前向きに受け止めてもいい話」で、僥倖に違いないのだが、一方で新たな火種を抱える心配もある。

   普天間飛行場の固定化、あるいは米側が打診していると伝えられている在日米軍岩国基地(山口県岩国市)への移転だ。

「普天間固定化」になりかねない頼りなさ

   金井「本来良い話なのだが、その交渉をこの人たち(失言が止まらない田中防衛相ら)にできるのか。普天間固定化にいってしまうのではないかという懸念が辛いところですよね

   鳩山発言以来もつれっぱなしの普天間移設問題を立て直すチャンスではあるのだが、今後の日米交渉で素人大臣にそれができるかどうか…。

文   モンブラン
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