人を笑い攻撃ばかりが面白いか「14歳の指摘」テレビ関係者なんと聞く

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「国会中継 日曜討論ほかの政治番組」(各局)2012年1月、2月

   ちょっと旧聞になるが、今年の1月5日付け毎日新聞の投書欄、「みんなの広場」に都下・国分寺市の中学生、縣智也くん(14歳)という少年の投書が載った。題は「政治番組とバラエティー番組」というもので、実に鋭い指摘だったので一部を紹介する。
   ――(略)。最近テレビ番組を見て、おかしいと感じる。とりわけ、国会中継等の政治番組、そしてバラエティー番組。この二つには共通点がある。それは、人を傷つけて支持率や笑い、つまり、「自益」を得ようとすること。政治ならば野党が与党を批判し、バラエティーでは誰かの痛みやコンプレックスをとりあげ、笑いをとる。それらがその世界での常識であったとしても、人を害して自益を得ようとしているなら「戦争」と変わらないと思う。決して、平和ではない。それを支持したり、おもしろがったりしてしまう僕らも、間違っているのではないか。――
   まことに彼の言う通りである。筆者が休日の政治討論番組を敬遠するようになったのも、不毛な攻撃に終始する内容に嫌気がさすからである。バラエティーの大半は人のイビリ、揚げ足取り、そのリーダーだった島田紳助が画面から消えても下衆な笑いは変わらない。若い縣くんのような少年たちが、もっとメディアリテラシーを体得してくれればいいが、現実には視聴率というまぼろしの物差しに左右されて「自益」追及に邁進しているのが現状である。情けない。

(黄蘭)

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